
<1月6日>
スペイン、グラナダの夜。「 洞窟フラメンコ・ショー 」 を堪能した11時過ぎ、
“ せっかく、ここまで来たのだから・・・ ” と、添乗員のMさん。
“ 滅多に見られないものを見に行きましょう!!” ということで、漆黒の闇の中を迷路のような場所に連れて
行かれました。
白壁と石畳でできた街を巡る、真夜中のラビリンス・ツァーです。

ここは 「 洞窟フラメンコ 」 を鑑賞したアルバイシン地区の一画。両側の家には、たぶん人が住んでいるんだと
思います。寝静まった住宅地区を、ゾロゾロ、ゾロゾロと歩く日本人の集団。
中世ムーア人時代の建築様式を残す街並みで、もともとはイスラム教徒のための居住区だった場所。
この地区も歴史的景観ということで、世界遺産に登録されています。
二人並んで歩けば一杯のような、狭い小路、しかも延々坂道を登ります。

坂道を登り切ったところにある、見晴らし台のような場所に出ると、一気に眺望が開けます。
アルハンブラ宮殿の夜景。息を飲むような絶景です。

ダル川を挟んで、宮殿の西側の高台。
やはり、ヨーロッパの夜景は綺麗ですね。ハンガリーの首都ブダペストで、ドナウ川クルージングから見た夜景
も綺麗でした。蛍光灯の白や、ネオンの極彩色がなく、いつまで眺めていても厭きません。

後ろを振り返れば、こんな感じ。
街全体が、これぐらいの明るさの、これぐらいの色の灯りで統一されているので、夜景が綺麗になります。

高台にある石畳の広場。足許に気をつけないと、躓いてしまうような暗さ。
添乗員の後に続いて、再びゾロゾロ、ゾロゾロと帰りのバスが待つ場所へと向かいました。