
<1月6日>
スペイン、アンダルシア地方、グラナダの夜。
洞窟フラメンコは、ついに最後のショーが始まりました。
白装束に身を包んだ男女がメインの踊りになります。これ、どう見ても 「 結婚式 」 のイメージ?
いわば 「 ブランダル・フラメンコ 」 とでも言いましょうか。
周囲のダンサーに祝福されて、最後にアーチをくぐってエンディング。カゴから撒かれた花びらは、布製で、
私の足元にも落ちてきたので、記念に一枚いただいて来ました。
赤い娘、黒い娘、巨大な大御所、見習い娘、凹凸のはっきりした娘、迫力ある男性ヴォーカル、激しい手拍子、
やさしいギタリスト、神経質そうなギタリスト、一人踊り、二人踊り、三人踊り、四人踊り、模擬結婚式踊り・・・etc。
見どころ満載で、不思議な空間と空気の中、最後は・・・、

見ていた観客を引っ張り込んで、「 参加型フラメンコ 」 でフィナーレになりました。
日本人の皆さんも、意外にポーズを決めたぐらいにして、踊れるもんです。
ライトアップされたアルハンブラ宮殿を見渡せる高台にある洞窟。フラメンコの原点を見たような気がしました。