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 たまたま、とある酒販店で見つけて、すぐに買って来ました。
 
 岩手県陸前高田市、酔仙酒造の 「 雪っこ 」。
 
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 「 活性原酒 」 の表示で、アルコール度数がなんと20度から21度あります。
 
 「 究極の濁り 」 といった感じ。
 
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 まさに 「 とろーーーーり 」 とした濁り酒。日本酒の原点を追求したような酒。
 
 度数が20度というのは滅多にありませんが、呑んでみると、意外に度数の高さは感じません。強烈な米の味
 
が口の中に拡がり、甘くまとわり付くような喉越しが特徴。
 
 製造年月は昨年の10月。
 
                    
 
 茫然と立ち尽くす社長の姿が、目に焼きついています。
 
 津波で全てを流され、何もなくなってしまった蔵元。TVの特集番組では、再建に向けて動き始めているよう
 
です。頑張ってもらいたい、と切に思います。
 
 今は手に入れようとしても手に入らない幻の酒。
 
 昨年製造の、酔仙 「 雪っこ 」 ・・・貴重品です。かみしめるように呑ませていただきました。