
<7月7日>
視察団の本体との待ち合わせ場所は、小坂町交流センター 「 セパーム 」。
「 まんまランド 」 と 「 道の駅 こさか七滝 」 あたりをウロウロしてから行った私が、実は一番乗り。
会議室で 「 ベジ&フルあきた 」 の青澤社長の話を聞いたあと、工場も見せてもらいました。

盛んに作業をしていたのは、「 生姜むき 」 です。
ちょっと大きめの生姜の皮をひたすら剥き続ける従業員の女性たち。形が独特なため、剥きにくそう。
最終的には 「 生姜糖 」 になります。

大型の蒸し器に入っている丸い物体。
青森県八戸名物 「 ウミネコの卵揚げ 」 だそうです。材料をペースト状にして、手作業でまん丸の形にし、
それを蒸し上げてから納品する。八戸名物は、実はここで作られていました。

少し紫がかった灰色の粉末は 「 キクイモ 」 だそうです。
あるところからの依頼で粉末にしたもの、何に使われるかは分かりません・・・という回答でした。

梅の実のように見えますが、実は 「 桃 」 です。
「 北限の桃 」 の産地として知られる、このあたり一帯の桃畑から、まだ若いうちに間引いた桃が集められ
ます。それをシロップのような液に浸けて、何らかの加工を施すようです。

これは比内地鶏の 「 白湯スープ 」 の素を袋詰めしているところ。
伊勢丹のギフトになるそうです。
「 ベジ&フルあきた 」 で農商工連携の認定を受けたのは地元産にこだわった 「 香味オイル 」 などですが、
こうして現場を見せてもらうと、それは全体のごく一部で、その他に会社の柱になるような事業を別途持っている
ことが分かります。
社長の話しを伺って、現場を見せていただいて、いい視察をさせてもらいました。 【 FIN 】