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<1月6日>
 
 スペイン、アンダルシア地方、グラナダのホテル・アリサリス。
 
 夕食のバイキングを食べ終わり、生バンドの演奏を聞いて、この日のスケジュールは一応終了。その後は、
 
希望者だけのオプショナル・ツァーの時間です。
 
 10数名の希望者が、ホテルロビーの大きなディスプレイ前に集合しました。ディスプレイに表示されていた
 
のは、世界各国の歓迎の挨拶。微妙に大きさが違います。
 
 一番大きいのは、自国スペインの 「 Bienvenido!」、それと肩を並べるくらいで日本の 「 ようこそ 」、続いて
 
フランス、アメリカあたりでしょうか。何を基準にして、文字の大きさを表現しているのか分かりませんが、宿泊者
 
の数に比例していると仮定すれば、如何に日本人が多いか分かります。
 
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 オプショナル・ツァーの一行はバスに乗り込んで、夜のグラナダの街へ繰り出しました。
 
 急な坂道を下って街の中心部とおぼしきあたりに出、繁華街を走り抜けます。歩車道は分離されていますが、
 
道は狭い。人通りは結構ありました。
 
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 道はどんどん狭くなり、車同士がすれ違うのも大変な道になります。闇の向こうでよく分かりませんが、どう
 
やら崖の道に入っている感じ、崖の下は川が流れているようでした。
 
 右手前方に、ぼわぁっ!と見えて来たのは 「 アルハンブラ宮殿 」 です。漆黒の闇に浮かぶ、怪しげな光に
 
包まれた 「 アルハンブラ宮殿 」。
 
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 バスを下ろされた場所は、ますます怪しげ。
 
 壁には一面の絵画や彫刻、オープンデッキのようになっている場所には、仮設のような屋根がかけられ、沢山
 
の人で埋まっています。
 
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 出入り口は、ここ一ヶ所。
 
 階段を数段登った左側がトイレになっています。トイレに行くにも勇気がいるような、本当に怪しげなムード。
 
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 入口を入れば、輪をかけて怪しげ。
 
 適当に掘ったような円形の天井、淡い光に照らされるのは 「 鍋 」「 釜 」「 食器 」「 壺 」「 壜 」 などなど。
 
 オプショナルツァーの目的は、まずここに入ること。「 入る 」 というよりは 「 引きずり込まれた 」 ような感覚
 
でした。