
川面に花火が映えます。
昨夜は、秋田県横手市で行われた 「 送り盆まつり 」 見物へ。
適当なところに車を停めて、花火の上がっている方向へ向かって歩いて行くと、途中の路上には屋台が一杯。
人混みの多いほう多いほうへと進んで行くと、川べりに出ました。

橋の周辺は大勢の見物客で埋まっています。
横手市中心部の 「 蛇の崎橋 」 は、「 送り盆まつり 」 のフィナーレを飾る屋形船のぶつかり合いが始まろうと
していました。
木とワラで作られた屋形船は、竹に飾られた七夕飾りと沢山のロウソクの炎がゆらゆらゆらゆら・・・。
傍らでは笛と太鼓の囃子方が 「 サイサイ囃子 」 の叩きつけるようなリズムを打ち続けます。

いよいよクライマックス。
橋の両側から進んだ屋形船同士の、ぶつかり合いが始まりました。
船の先端を高々と上げて突進し、激突!激突!激突!
押し合いへし合いの末、折り重なるように倒れ込みます。雨上がりの 「 蛇の崎橋 」 の上は熱く燃えていま
した。