
<7月13日>
大阪南港にある、ATC ( アジア太平洋トレードセンター ) の11階。グリーンエコプラザのフロアに、「 それ 」
はありました。
椎茸ジャパンのショールーム、展示場、ブースです。
西田社長が実際に作り上げたという、盆栽のような菌床椎茸の写真が、誇らしげに飾ってありました。

ビルの11階のフロアで、実際に椎茸を栽培しています。
従って 「 大阪ATC産 なにわ椎茸 」 というユニークな名称にも、嘘偽りはありません。商標登録も取って、
正真正銘、西田社長の椎茸ジャパンだけが使えるブランド・ネームになりました。

ガラス張りのプレハブ住宅のような 「 箱 」 の中では、椎茸が順調に育っていました。
これぞ 「 大阪ATC産 椎茸 」。

椎茸ジャパンの企業秘密は 「 菌床 」 の中身です。
誰でも作れる菌床、でも椎茸ジャパンでしかできない秘密、裏技があるそうで、熱弁をふるう西田社長でした。

現場を見たあとは、座学の研修です。
『 農商工連携-事業化支援について- 』 と題した講演を聞きながら、椎茸ジャパンの取り組みを学びました。

研修会場となったのは、グリーンエコプラザの一画。
「 空き倉庫を利用した菌床椎茸の栽培 」 という新しいビジネスモデルを考え出したのは、そもそも自分の会社
の空きフロアを何とかしたいという思いが発端になっています。
菌床で栽培すれば、家庭でも料理屋でも、いつでもどこでも 「 もぎたて 」 を食べることができます。
次の展開はフランチャイズ・チェーン化、だそうですから、社長のアイディアはどんどん拡がっています。