<7月7日>
「 桃豚 」 でお馴染みのポークランドの直営店 「 まんまランド 」 では、作業場を後ろから見学できるように
なっています。
スライサーのような機械が動いていました。ハムかベーコンのようなものを作っているようです。

店内には従業員たちの笑顔のポスター、「 私達が育てました 」。
総勢100人ぐらいもいるんでしょうか、とにかく若い。
「 無菌豚 」 を育てるポークランド。風呂に入ってから豚舎に入るほど、最近対策は徹底されいます。就業時間
もサラリーマン並み。畜産業でありながら、画期的なシステムを築いたポークランドは、若者たちにとっても働き
やすい場になっているようです。

店の片隅にあった豚の置物と小さなぬいぐるみ。
どっさり紙幣を籠に入れて、嬉しそうに笑っています。「 豚はドル箱、稼ぎ頭 」。

ポスター展示では、豚肉の部位の解説。
「 肩 」 と 「 肩ロース 」、「 ロース 」 と 「 ヒレ 」 の違いがなかなか微妙です。

雑誌や新聞記事のほか、ポークランドの取り組みを紹介したポスターが並びます。
細菌をシャットアウトした 「 無菌豚 」 で有名になりましたが、最近はむしろ 「 循環型農業 」 で注目されて
います。
豚舎から出る糞尿を堆肥に加工して野菜を育て、出来た野菜を豚の餌にする。限られた地域内で循環する
仕組みを作り上げました。

このとき、客は私一人。
若い女性スタッフが、品出しをしながら、私の質問にテキパキと応えてくれました。明るくて元気が良く、とても
いい印象のスタッフで、思わず買いたくなります。

肉だけでなく、米も売っていました。2kgで1,000円、3kgで1,500円、5kgで2,000円。ということは1kgが
4~500円ということになります。
あまり余計なものは置かない、シンプルな店づくりで、週末には飲食コーナーも開設しています。