イタリアで行われているサンレモ音楽祭は、これまで数多くのヒットを出しているソング・フェスティバルです。
今から40年前、1971年のサンレモ音楽祭で2位になったのが、この曲でした。
ミリアッキとジミー・フォンタナの共作曲、「 ケ・サラ ( CHE SARA’) 」。唄ったのは、ホセ・フェリシアーノ。
このときの音楽祭で優勝したのは、以前紹介した、ナーダの 「 恋のジプシー 」 で、作詞は同じミリアッキと
いうのも不思議なものです。
日本では、ドリス・ディやメリー・ホプキンで有名な 「 ケ・セラ・セラ ( QUE SERA SERA )」 の方が
大ヒットしたこともあって、「 なるようになるさ!」 的な雰囲気で有名になりました。
スペルが少々違うようですし、ヒットしたのも、「 ケ・セラ・セラ 」 の方が1970年後半ですから、「 ケ・サラ 」 は
その半年ほど後ということになります。
今になって、この二つの曲がヒットした時期が、そんなに近かったということも改めて知りました。