昨夜久しぶりに映画を観て来ました。
主演;織田裕二、共演;黒木メイサ、伊藤英明・・・『 アンダルシア 女神の報復 』
原作;真保裕一、監督;西谷 弘
パリのサミット会場から、アンドラで事件が起こり、バルセロナで急展開して、アンダルシア州のロンダで
クライマックスを迎える・・・という話。
『 旅大好き 』 書庫で連載中のとおり、今年の1月にスペインへ行った私たち夫婦にとって、「 アンダルシア 」
という言葉の響きは、もうそれだけでも “ 観たい!!” スイッチが入りました。
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というような、スペインのカタルーニャ地方からアンダルシア地方にかけての、あの想い出の風景がふんだんに
出て来て、そこを織田、黒木、伊藤が縦横無尽に大立ち回り・・・という事前の妄想は・・・妄想でした。
「 大立ち回り 」 は、ある意味そうでしたが、期待したような風景はほとんどと言っていいほど出て来ません。
見終わった印象は、話は良く出来ているし、それなりのアクションシーンやら何やら、エンターテイメント性は
十分にあります。ただ・・・別にスペインでなくても、どこでもいいんじゃないの?って感じでしょうか。
できることなら、「 もう少し 」 撮影費を奮発してもらって、アンダルシアの風や空気や臭いや人情をふんだんに
出して欲しかった・・・と。
面白さ半分、肩すかし半分のような、微妙な消化不良感が残りました。