昨夜久しぶりに映画を観て来ました。
 
 主演;織田裕二、共演;黒木メイサ、伊藤英明・・・『 アンダルシア 女神の報復 』 
 
               http://item.shopping.c.yimg.jp/i/j/cau1books_9784062170277
 
 原作;真保裕一、監督;西谷 弘
 
 パリのサミット会場から、アンドラで事件が起こり、バルセロナで急展開して、アンダルシア州のロンダで
 
クライマックスを迎える・・・という話。
 
 『 旅大好き 』 書庫で連載中のとおり、今年の1月にスペインへ行った私たち夫婦にとって、「 アンダルシア 」
 
という言葉の響きは、もうそれだけでも “ 観たい!!” スイッチが入りました。
 
 
 というような、スペインのカタルーニャ地方からアンダルシア地方にかけての、あの想い出の風景がふんだんに
 
出て来て、そこを織田、黒木、伊藤が縦横無尽に大立ち回り・・・という事前の妄想は・・・妄想でした。
 
 「 大立ち回り 」 は、ある意味そうでしたが、期待したような風景はほとんどと言っていいほど出て来ません。
 
 見終わった印象は、話は良く出来ているし、それなりのアクションシーンやら何やら、エンターテイメント性は
 
十分にあります。ただ・・・別にスペインでなくても、どこでもいいんじゃないの?って感じでしょうか。
 
 できることなら、「 もう少し 」 撮影費を奮発してもらって、アンダルシアの風や空気や臭いや人情をふんだんに
 
出して欲しかった・・・と。
 
 面白さ半分、肩すかし半分のような、微妙な消化不良感が残りました。