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 昨夜の晩酌は、仕事帰りに立ち寄って買って来た、秋田県由利本荘市、斎彌酒造の
 
 「 奥伝山廃 生貯蔵酒 」。
 
 黄色いラベルの日本酒は少数派です、しかも角瓶となれば、本当に珍しい。
 
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 夏向きの酒ですね。
 
 冷やしておいて、( 冷蔵庫の ) 外に出すと、透明なガラス壜の肌にうっすらと汗をかきはじめます。
 
 夏場は 「 生貯 」「 生酒 」 系がどうしても多くなります。醸造アルコールで味を引き締めて、キリッ!と冷や
 
せば美味しいフレッシュな造り。火入れが少ないか、していない分、鮮度が命です。
 
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 アルコール度数;15度、精米歩合;65%
 
 「 奥伝 」 という言葉は造語のような気がしますが、どこか由緒正しい語感があります。
 
 ここの蔵元は、どの酒も、しっかりと味乗りのした酒を醸します。「 櫂入れ 」 をしない つまり 「 かきまぜない 」
 
ことで知られる高橋杜氏の酒造りの哲学が、ズズン!と舌に響いて来ました。
 
 仕事で疲れていたんでしょうね、これ1本空けたら、つま先からてっぺんまで全身に山廃の心地よい酔いが
 
廻って、熟睡状態に陥りました。