
<5月4日>
国際芸術センター青森。
板張りと幾何学模様の不思議なアプローチ路 「 四季のアーケード 」 を通って展示棟へと向かいました。
アプローチを抜けたところにあったのが、コンクリート製の円形の作品。河口龍夫作 「 関係-時の杖 」。

【 かつて地表であった地底に 長きブロンズの杖をつくとき
過ぎ去りし時の波紋が 杖の先端から杖の握り手に 振動する
あたかも過ぎ去りし時間も 悠久であるかのように 鼓動する 】

雑木林の中から、施設棟がさりげなく姿を現します。
辺りは、風の音、小雨の音、しずくの音、かすかな鳥の鳴き声・・・ぐらい。