
<5月4日>
雷~風雨~雨上がり~青空と、めまぐるしく天候が変わった十和田市。桜吹雪の官庁街通りを後にして、
八甲田連峰を越え、次にやってきたのはここです。
「Aomori Contemporary Art Centre ( 国際芸術センター青森 )」

木の板とコンクリートだけの、極めてシンプルなエントランス。
四角に切り取られた部分が、中へと誘うアプローチの入り口になっています。
花見の終盤、現代美術館、アート広場と多くの老若男女が来ていた十和田市とは、うってかわって、人っ子
一人いません。

四角い部分をくぐると、雨に濡れた板張りのアプローチが続いています。
辺りは、水を打ったように、しーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、として物音ひとつしません。
たまたま寄ったのではなく、わざわざ来た場所。
“ いつか、一度、訪ねてみたかった・・・。”
ようやく念願が叶った 「 国際芸術センター青森 」 は、安藤忠雄さんの設計です。コンクリートの使い方が、
いかにも安藤さんらしいですね。