<3月6日>
サントリー美術館で開催されていた 「 マイセン磁器300年 」 の企画展。
私たちが訪れたのは最終日。10時の開館とほぼ同時に入って、たっぷり約2時間、マイセンの至宝を堪能
することができました。
展示品はコーナー別に分けられており、出品作品には通し番号がついています。各コーナーには、時代時代
のキャッチコピーがありました。
「 第1章 西洋磁器の創成期 」「 第2章 王の夢、貴族の雅 」「 第3章 市民階級の台頭と万国博覧会 」
「 第4章 モダニズムの時代、アール・ヌーヴォー、アール・デコ 」「 第5章 創造の未来へ 」。
作品番号 「 1番 宣興写し瓶 ( 1715年頃 )」 から 「 153番 白磁花瓶 ( 2005年 )」 まで、歴史を追い
ながら、マイセンの磁器がどんな進化を遂げて来たかを知ることができます。最終日ということで、次々に
来館者が訪れ、館内は次第に押すな押すなの大盛況になって行きました。それでも、美術館賞のルールは
しっかり守られていて、皆さん綺麗に並んで、ひとつひとつ丁寧に見て行きます。
現地マイセンでも、こんなにゆっくり鑑賞できませんでした。そういう意味では、「 どっぷりマイセン 」 の2時間
を堪能することができました。わざわざ来た甲斐があった・・・。

マイセン展をひと回りしたあとは、美術館のコインロッカーに荷物を預けたまま、東京ミッドタウンの中へ。
どの店を見ても、どのフロアを見ても、建物全体が 「 和 」「 和 」「 和 」「 和 」 です。「 和テイスト 」 で統一
された商業施設。いくつかをカメラに収めて来ました。
まずは 「 WISE・WISE 」。生活雑貨の店で、SHOP前には 「 街並はがき 」 という珍しい商品がありました。

「 箸長 」 は 「 箸と和雑貨 」 の店。
漆器、高級箸、和の小道具やステーショナリーなど。豆腐専用の 「 豆腐箸 」 なんてのもあります。

「 遊 中川 」 は、店の中が見えません。「 麻製品と和雑貨 」 の店。
東京駅にも出店している、奈良市に本拠を置く、最近話題の店です。

「 itoya 」 は、ご存知 「 銀座 伊東屋 」。
文具の老舗です。

「 虎屋 」 も大きな暖簾で、店の中をわざと見えないようにしています。
カフェも併設。

「 福光屋 」 は金沢の酒蔵の直営店。ここも銀座に店を出しています。
店の真ん中にある、コンクリートの柱のあしらい方に感心しました。あの裏に回ると、何とそこは、「 立ち呑み 」
コーナーになっています。