
<1月5日>
サグラダ・ファミリアの見学を終えたツァーの一行は、再びバスで移動開始。
バルセロナの街の中を走るバス。
窓から見えるのは、古めかしいビルを大切に使い続けているヨーロッパ特有の街並みです。建ち並ぶビルを
眺めていて気がついたのは、ビルの壁面にある数字。
この画像では 「 1895 」 とあります。数字の文字の大きさや形は違えど、大抵のビルに付いていました。
この数字・・・どう考えても 「 建築年 」 としか思えません。とすると、画像のビルは110年以上経っている
ことになりますが、それにしては意外に新しいような気がします。

中には、1階のウィンドウに、こんな表示のあるビルも・・・。
890㎡ですから約270坪。その下の9ケタの番号は電話番号でしょうね。ということは 「 売物件 」?それに
しては、価格が分かりません。「 応相談。とりあえず電話を!」 ということかも知れません。

1階部分が、こうなっているビルもありました。
駐車場でしょうね。左側が入口で、右側が出口。駐車スペースは、ビルの中なのか、パティオ ( 中庭 ) なのか
は、外見からでは分かりません。
駐車場を作るときでも、ビルの外観は保持し続けて、街の景観を壊さないようにしているあたりが、ヨーロッパ
らしさを感じます。
バルセロナの街中をバスで走り回っていたのは、今年の1月5日。翌6日に 「 Reyes Magos ( 公現祭 )」 別名
「 東方の三賢者まつり 」 と呼ばれるスペインの一大イベントを控えていました。
この日は、いわばスペインのクリスマス。スペインでは、クリスマス・プレゼントはサンタクロースではなく、東方
の三賢者が持って来ることになっているようです。
街角に設けられた白いテントの中に、翌日の本番を控えた 『 神様 』 が鎮座しています。バスの中で流れる
現地ガイドさんの解説付き動画でどうぞ・・・。