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 昨夜の晩酌は、三重県伊賀市、森喜酒造場の 「 RUMIKO NO SAKE 山廃純米吟醸 」 でした。
 
 立ち姿に惚れて買って来ました。
 
 一見ワインボトルのようにも見える、たおやかなイメージのデザインは、陳列棚で異彩を放っていました。とくに
 
栓から真っ直ぐに延びる細ラベルが効いています。
 
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 このイラスト、どっかで見たような・・・と考えてみると、かつて 「 夏子の酒 」 で一世を風靡した尾瀬あきら
 
さんのイラストですね。ラベル全体に女性らしい、やわらかさが溢れています。
 
 「 るみ子 」 さんとは、ここ森喜酒造場の社長夫人で専務の 「 森喜るみ子 」 さんのこと。
 
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 原料米;阿波山田錦、精米歩合;60%、酵母;蔵内酵母、アルコール度数;16.5%、日本酒度;+6、
 
 酸度;2.0、アミノ酸度;1.6、杜氏は 「 蔵元兼任 」 とありますから、社長=杜氏ということになります。
 
 香りはあまり強くありませんが、口に含んだ瞬間・・・ “ おおっ!これは!” と思います。インパクトが強い。
 
 外見のたおやかさ柔らかさと正反対に、中身はどっしりとした本格派の日本酒です。コクもあって旨味が凝縮
 
されており、伝統的山廃仕込みの 「 しっかりさ 」 がグイグイ迫って来るような感じ。
 
 「 るみ子 」 さん、恐れ入りました。
 
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 もう一つ昨夜の話題は、妻の友人からの頂き物。
 
 「 大阪名物 くいだおれ太郎 プリン 」 です。紅白のパッケージは、お馴染み 「 くいだおれ太郎 」 のトレード
 
マーク。
 
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 紙袋がユニークですね。
 
 裏を返せば、 “ わての帽子、どこへいったんやろ・・・。”
 
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 中を開ければ、“ 帽子は、ここにありました・・。”
 
 洒落っ気満載で、大阪らしさ爆発です。しかも、蓋の裏の吹き出しには、こんなことが書かれています。
 
  【 おいしいプリンをたべたら、このピエロ帽を飾ってや。】
    飾る時は、まんまるいしおりのわての顔の面を表にして、帽子をかぶせておくんなはれ。ちなみに
   わての顔はまゆげが上がったり下がったり、表情がようけおまっせ!
  【 『 堂島スウィーツ 』 とわてで共同開発や。】
    このプリンは 「 堂島プリン 」 で人気の 「 堂島スウィーツ 」 とわてが一緒に考えましてん!
  【 「 大阪教育ゆめ基金 」 に売上の一部を寄付します。】
    大阪の子供たちの確かな 「 学び 」 と 「 はぐくみ 」 を支えるために創設された 「 大阪教育ゆめ基金 」
    にプリンの売上の一部を寄付します。
 
 まるで 「 くいだおれ太郎 」 と会話しているみたいです。
 
 ジョークだけかと思いきや、まじめな取り組みもしているんですね。 「 太郎 」 さん、恐れ入りました。
 
 「 伊賀のるみ子 」 vs 「 大阪の太郎 」 どちらも甲乙つけがたく、充分楽しませてもらいました。