
<4月16日>
日光金谷ホテルの 「 春のスペシャルランチ 」 は前回紹介したとおり。
一見、量が少ないようにも見えますが、これで十分満腹になりました。パンも美味しかったですね。
日光市内あちこちに店を出している 「 金谷ベーカリー 」 のパンだと思われます。サクサクで、ほんのり甘味が
あって、いくらでも食べられそうでした。もちろん、おかわり自由です。

娘の一人が注目したのが、この水差し。水の追加をし始めたところで・・・、
“ すみません!ちょっと、そこで 「 止まって 」 もらえませんか?” で、写真をパチリ。
たぶん銀製だと思います。丁寧に使い込んだ感じが全体から滲み出ています。レトロな水差しも、このホテル
に良く似合います。

老舗ホテルのランチにすっかり満足して、ダイニング・ルームを出ました。
ここのホテルは、このほかにラウンジ、和食、バー、売店などもあります。気になったのは、カクテル。
「 日光金谷ホテル オリジナル カクテル 」 ということで7種類。とくに、最上段左側に、視線が釘付け。面白い
ですねぇー。カクテルグラスが番傘を差しているように見えます。カクテルの 「 洋 」 に、傘の 「 和 」 のコラボ。
いつか、このホテルに宿泊した暁には、是非あの 「 番傘カクテル 」 を飲んでみたいと思います。

ダイニング・ルームを出たところから、吹き抜けになっているロビーが見下ろせます。
回転ドアと上部の装飾、横には木製のベンチ。深紅の絨毯に、春の陽光が降り注いで、何ともモダンな雰囲気
です。

そのロビーへと降りて行く階段脇。
本来空間になっているはずの階段脇に、漆塗りの板が張られ、その上に鉢植えの花が飾られていました。
このあたりも 「 洋 」 と 「 和 」 の融合。

もうひとつ 「 洋 」 と 「 和 」。
2階にあるダイニング・ルームを出たところが、階段で、3階へも通じています。画像の右側へ回って行けば、
1階へ降りる方向で、上の画像の花が飾られた位置へ行きます。
左側を登れば3階へ。
左右の違いがハッキリしています。右側は、朱塗りの橋の欄干に飾りの擬宝珠で「和」、左側は真っ白な
西洋のお城の手摺りのようです。
こんなふうに、明治に創業した日光金谷ホテルには 「 和 」 と 「 洋 」 の融合が随所に見られました。