
<5月4日>
ゴールデンウィーク終盤、桜も終盤の青森県十和田市。
讃岐うどんと牛バラ焼き丼で、遅めのお昼を済ませ、再び 「 官庁街通り 」 へ戻りました。
広い歩道には、散り初めの桜の花びらが敷き詰められ、時折強風に舞い上げられていました。

この日十和田市を訪れた目的は、満開の桜、現代美術館、そして昨年4月にグランドオープンした 「 アート
広場 」 を見ることでした。
現代美術館とは官庁街通りを挟んで向かい側にある広場には、沢山の作品が展示されています。
まず、R&Sie ( n ) という不思議な作者名のついた 「 Hypnotic Chamber ( ヒプノティック・チェンバー )」。
高さ2メートル余りの、グニャグニャで穴だらけの白いハコです。

ちょうど鉢合わせになった子供たちが、次々に中へ入って行きます。
巨大なアメーバか何かの生き物の中へ入って行くような気分です。内部は暗く、作者からのメッセージのような
画像が流れていました。
私も入ってみましたが、子供たちの歓声が響き渡って反響し、ウルサイ、ウルサイ。それだけ、子供たちは
大喜びではしゃぎ回っていました。秘密基地で遊んでいるようなものです。