
<1月5日>
バルセロナのサグラダ・ファミリア。
日が昇る東側の 「 生誕のファサード 」 から入場し、館内をひと回りして、日が沈む西側の 「 受難のファサ
ード 」 へ抜け、しばらく尖塔を見上げていました。
“ もう一回、中へ入ろうか?”
と思って、戻ろうとしたときに、あるモノに視線が釘付けになりました。
一面に、アルファベットが彫られた扉です。

人の名前のような文字がびっしり彫られた、青銅製の重厚な西側の扉。
太陽の光が差し込んで、扉全体が光り輝いています。
よぉーーーく見ると、その中で、周りよりも光が多く当たって、輝きながら浮き出ているように見える部分が
あることに気が付きました。
端の方の、見上げる位置にある一点。

「 JESUS 」 の文字です。
一瞬、絶句しました。