
<4月16日>
「 想定外 」 だった、11時19分頃の茨城県南部を震源とする 「 やや強い地震 」 の発生。
横浜から合流する予定だった娘の電車は、たぶんその頃は 「 新栃木 」 と 「 新鹿沼 」 の間のあたりを走って
いたと思われます。
後で娘から聞いた話によると、突然電車が止まり、その場にしばらく止まってから、徐行運転を始めたそう
です。時速20kmぐらいのスピードだったようですが、電車はトコトコ、トロトロ、20kmで走り続けるのではなく、
グゥィーーーン!!、トコトコ、グゥィーーーン!!、トコトコ、てな具合に走るスピードにムラがあったそうな・・・。
「 変な走り方 」 をするので、却って気分が悪くなったそうです。
娘曰く、“ 電車って、一定のスピードで、ゆっくり走れないのかなぁ・・・?”
そんな緊急事態が起きていた東武日光駅では、駅員さんたちが手持ち無沙汰気。静まり返った駅構内は
出迎えの人もいなく、閑散としていました。
こうなれば 「 探検 」 開始です。駅舎の周りをグルッ!と廻ったあと、売店の横にあった階段を登ってみると、
ちょうど改札口の真上に出ます。

昭和4年開業、山小屋風の三角屋根が特徴の駅舎は歴史があります。
ひと昔前は、多くの観光客で賑わっていたんでしょうね。2階フロアに上がると、その頃の名残りを垣間見る
ことができます。回廊式になっている2階部分は、現在ほとんどが 「 空きスペース 」 になっています。以前は
何かしら店とかイベント用に使われていたんでしょうが、わずかばかりのコインロッカーを残して、いまはガラン
としていました。

東武日光線の始発&終着駅。
右側の 「 下今市 」 方面からカーブしてきた線路が、この駅でどん詰まり。2階の窓からは、電車の発着の
様子が良く見えます。