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<1月5日>
 
 高級住宅街になることを目指して、1900年代初めに開発されたグエル公園。
 
 ところが、思惑に反して分譲地は全く売れず、工事は中断、その後バルセロナ市の公園として整備されました。
 
 もし、そのときに買い手がついて住宅地になっていれば、住民たちはガウディが作った分譲地に住む人たちと
 
して有名になっていたかも知れません。
 
 自然と住まいが調和した総合芸術的住宅地を造成しようとしたグエル伯爵とガウディ・・・、二人の価値観が
 
時代より相当進み過ぎていて、一般の人には理解してもらえませんでした。
 
 正面から見上げる建物は、左右対称のような、そうでないような、曲線を基調にカラフルな色が交錯する
 
不思議な空間を作り上げています。
 
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 有名なのは、階段の真ん中にある 「 トカゲ 」 。
 
 噴水になっていて、半開きになった口から水が流れています。
 
 皆さん、水を手に受けながらポーズを取っていました。
 
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 グエル公園のお土産です。てのひら大のトカゲの置き物。
 
 実物は、人が跨がれるほどの大きさがあって、モザイク模様がもっとカラフルで色鮮やかです。