今回の大震災では、東北地方太平洋側の日本酒蔵元が、相当の被害を受けています。
 
 とくに陸前高田、気仙沼、いわき、あたりは壊滅的な打撃を受けたと聞いています。仮に外壁が損傷しても、
 
出荷前の壜が商品が流されても、貯蔵タンクさえ残ってくれれば、どうにか酒を出すことはできます。老舗の
 
蔵元が多いだけに、日本酒ファンとしては、何とか踏み止まって欲しい気持ちでいっぱいです。
 
 酒といえば、もうひとつはビール。
 
 仙台にはキリンとサッポロ、福島にはアサヒの大工場があり、いずれも海岸近くに位置しているので、いずれも
 
おそらく壊滅的な被害になっていると思われます。国内で代替できるとは思いますが、一時的にでもビールが
 
品不足になるのは避けられないような気がします。
 
 日本酒、ビールは嗜好品で我慢しようと思えば我慢できますが、ここにも多くの企業や人が携わっており、
 
飲み屋も含めれば裾野は相当に広くなっています。東北の酒も応援して欲しいと思います。
 
 ということで、酒の話。
 
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 先日、試しに買ってみたのがこの酒です。
 
 秋田県大館市、北鹿の 「 生酛純米 地下岩盤貯蔵 」。限定品です。
 
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 比内地鶏で有名な、秋田県大館市比内町の岩山では 「 天然十和田石 ( 正式名称;緑色凝灰石=グリーン
 
タフ )」 が採れます。この石は 「 やすらぎの青石 」 として建築資材や環境資材として利用されています。
 
 その石を採掘したときにできた 「 穴 」=採掘跡を利用して日本酒を貯蔵したのが、この商品。
 
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 精米歩合65%、アルコール度数;15度以上16度未満。
 
 貯蔵場所は、温度;0度~1度、湿度;99%、マイナスイオンが1CC当たり6,910個と一般家庭の70倍から
 
140倍ほどあります。
 
 まろやかですね。全体的に。柔らかい感じ。クセがないのでクイクイ行きます。
 
 残りはあと少し。