今朝のTVニュースによると、宮崎県の新燃岳がまた噴火したようです。相変わらず活発な活動が続いて
 
います。
 
 そんな新燃岳から数キロしか離れていない、鹿児島県霧島地方で桜が満開になっており、桜まつりの会場で
 
東日本大震災への募金活動が行われている様子が流れていました。
 
 “ 自分たちも噴火で大変だけど、大震災の被災者はもっと大変・・・”
 
 インタヴューに応える人は、ほとんどがそんなコメント。
 
 ジャニーズの募金活動には40万人近い人が集まったというし、日本中、世界中から支援の輪が拡がって
 
います。多くの人の思いが、被災者にキチンと届くように、仕組みを整えて、できるだけ早くしてもらいたいと・・・。
 
 4月4日。朝、いくらか雪が舞いました。今年の東北の春は、足取りが少々遅いようです。
 
 スペインの話を続けます。
 
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<1月5日>
 
 ミロ美術館の開館を待って並んだ行列が、どんどん長くなりますが、入口のドアは閉ざされたまま。
 
 現地ガイドと美術館スタッフとの交渉が続いていた・・・ようです。
 
 待ちぼうけを喰らっている間に、周辺をウロウロ歩き廻っていました。そこで見つけたバス停。
 
 黄色がアクセントになっていて、オシャレですね。モンジュイックの丘の風景を邪魔しないように、シースルー
 
の壁。ポスター類もあまり貼られていません。
 
 屋根の上にある番号のついた標識は、ここのバス停を通るバスの路線番号が表示されています。
 
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 「 ミロ美術館前 」 バス停の中には、大小の路線地図のようなものが一枚。
 
 どの路線番号のバスは、どのルートを通るのかが確認できます。目的地を見つけて、ルートを確認し、路線
 
番号を探せば、あとはその番号のバスが止まるバス停を見つけて乗り込む仕組み。
 
 京都や金沢の仕組みと似ています。
 
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 もう少し歩くと、立派な門があって、深い木立に囲まれた一画があります。
 
 門の前にある案内板を見ると、ミロ美術館の後方に拡がる庭園のようでした。綺麗に刈り込まれた緑が如何
 
にもヨーロッパ風。彷徨い込みたい誘惑に駆られましたが、単独行動はここらへんまで・・・。
 
 もう一度、行列の延びている 「 ミロ美術館 」 前へ戻ると、現地ガイドさんが困ったような、仕方ないような顔
 
をして、言いました。
 
 “ どうやら 「 ネズミ 」 が出たので、開館が遅れるそうです。何時になるかは約束できないそうです・・・”
 
 ネズミ一匹のおかげで、遥々日本から訪れた一行はすごすごと出直すことになりました。
 
 この日の見学ルートを変更して、「 ミロ美術館 」 は後に回して再挑戦。通訳の日本人女性も、“ 予定変更
 
は日常茶飯事ですから・・・。でも 「 ネズミ 」 というのは珍しい ” とサバサバしたもの。
 
 再びバスに乗り込み、バルセロナの街並みを見下ろしながら、モンジュイックの丘を下りました。