東日本大震災で被害を受けたのは、東日本だけではありません。
 
 昨日の新聞によると、水産業で広範な打撃を受けており、とくに養殖関連は13の道県で被害が報告されて
 
いるようです。
 
 最も大きいのは岩手、宮城、福島で、ほぼ壊滅的な状況。これはメディアでも繰り返し流されているので
 
分かっていました。ところがこのほかにも、あるわ、あるわ・・・。
 
 北海道では内浦湾のホタテ。神奈川県では三浦半島のワカメ。和歌山県では串本町などのマダイ、高知県
 
では須崎市のカンパチやマダイ、四万十市のアオノリ、沖縄県では宮古島市のもずく、といった具合でまさに
 
日本の太平洋岸全域に被害が及んでいるようです。これは知りませんでした。
 
 津波の大きさが如何に巨大だったかが分かります。原発の問題、新燃岳の噴火の問題も含め、多かれ
 
少なかれどこの地域でも何らかの影響を受けているのではないでしょうか。
 
 復興しなければならないのは、「 日本そのもの 」 です。
 
 スペインの話を続けます。
 
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<1月5日>
 
 バルセロナ、モンジュイックの丘の上に建つ 「 ミロ美術館 」。
 
 約束の時間より少し前に到着したこともあって入場は少し待たされました。その間、あたりを少し散歩。
 
 美術館の前にある看板は、スペイン語が分からないのでイマイチ理解できません。左側に 「 フニクラ 」 の
 
文字があるのでケーブルカーかゴンドラがありそう。右側はオリンピック・スタジアムの関係施設になっている
 
ようで、一番下は 「 サン・ジョルディ 」 と読めます。
 
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 入口にはぞくぞくと人が集まり始めました。
 
 ところが時間になっても、開ける気配がありません。現地ガイドのイザベルさん、通訳のMさんが美術館の
 
スタッフに何やら掛け合っていました。添乗員のMさんは、
 
 “ まぁ、時間どおりにならないのは、スペインでは日常茶飯事ですから・・・ ” と至ってサバサバしています。
 
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 入り口前の植え込みには、真っ赤な花が咲いていました。
 
 葉はサボテンのようなギザギザがあり、花は剣のように尖っています。
 
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 これは入口の横に置かれていたオブジェ。
 
 これも真っ赤。何の形でしょうねぇー?花でしょうか?
 
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 入場交渉がなかなか埒が明かないので、さらに周辺へと歩き回りました。
 
 これは、私たちが乗っていたバス。窓が大きく、開放的で、特徴はバックミラー。動物の角のように見えます。
 
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 ツァーのタイトルは 「 新・決定版 スペイン8日間 」。
 
 運転手はペドロさんという方でした。