朝一番で、とてもウレシイことがありました。
 
 大震災の被災地のひとつ、宮古市のS商店街のS理事長から、“ 無事です!元気です!” mail が届きました。
 
 あの日から丸2週間。ネット環境がようやく復旧し、私からの mail に返信してくれたものです。
 
 たまたま周辺地域の中ではいくらか地盤が高く、津波の浸水は50cm程度で済んだとのこと。周りの店が
 
軒並み150cm程度の浸水で壊滅状態になっている中で、唯一残ったSさんの店・・・“ 却って申し訳ないような
 
気持です。” という言葉が、被害のすさまじさを物語っています。
 
 海から約2km離れ、ハザードマップでも全く心配ないとされていた地域をも襲った大津波。Sさんの店は被害は
 
少なかったとはいえ、機器類や在庫は使い物にならず、もとの商売を再開することは断念する ( 業種転換を
 
図る ) 覚悟をしたようです。Sさんの活力とバイタリティーがあれば、自店の業種転換を図りながら、商店街組織
 
のリーダーとして必ずや復活を遂げてくれると信じています。そのために、私にできることがあれば、全面的に
 
支援して行きたいと思います。
 
 赤坂の話を続けます。
 
イメージ 1
 
<3月5日>
 
 赤坂のガーデンコート側から入ったホテルニューオータニ。広い、とにかく広い。田舎者の私は、そもそも
 
フロントを探すのに、ひと苦労しました。
 
 フロアガイドを見ても、ガーデンコート、ガーデンタワー、ザ・メインの3つの建物が重層的に絡み合う複雑な
 
館内は分かりにくい&分かりにくい。
 
 ロビィ階はガーデンコート側が6階、長ーーーーい通路 ( 画像 ) を通って、ザ・メイン側へ行くと1階ロビィに
 
なります。つまり、赤坂側が低く、四ツ谷麹町側が高くなっており、斜面を利用して3つの建物が建てられている
 
ため高低差=フロア階の差となっています。
 
 画像は、ガーデンコート側からザ・メインへと通じる通路。この先が、ザ・メイン棟のロビィ。軽く100mはあり
 
そうです。左側は窓から日本庭園が見渡せるオープン型のレストラン 「 ガーデンラウンジ 」、右側はショップ
 
が並んでいます。“ すげぇ!!!!” と感嘆符を一杯付けて、田舎モン丸出しで歩いていたら、フト、ある店の
 
ショウウィンドゥに目が止まりました。
 
イメージ 2
 
 春物のジャケットです。
 
 こんな派手なネクタイとシャツは、とうてい無理ですが、ベージュのジャケットは如何にも春らしいイメージ。
 
 店内で試着させてもらいました。
 
 シルク&カシミアの生地で、とにかく軽い。羽織っていることを感じないほど軽い上着で、春の風にはピッタリ、
 
肌触りも最高、デザインも最高、そしてお値段も最高 ( 私にとっては ) でした。ちなみに、17万円弱。
 
 インポート・メンズ・ブティック 「 La Luce ( ラ・ルーチェ )」。今回は、試着だけで早々に退散しましたが、宝くじ
 
でも当ったら、是非一着・・・といきたいところです。
 
イメージ 3
 
 長い通路を通ってザ・メイン棟へ入り、いろいろなショップを見たり、入口の車寄せのあたりを歩き回りまし
 
たが、どうしても日本庭園への 「 行き方 」 が分かりません。
 
 黙々と 「 行き方 」 を求めて彷徨い続ける私に痺れを切らした妻が、ホテルの案内嬢に尋ねました。
 
 “ スミマセン!日本庭園へは、どうやって行けばいいんですか?”
 
 “ ガーデンラウンジの横に庭園入口がございます。”
 
 この入口も分かりにくい。ホケーッとして歩けば、見落としてしまいます。非常階段のような狭い階段を降りて、
 
ホテルニューオータニ探検ツァーは日本庭園へと入ります。