ガソリンの供給体制は地域によって、かなりバラつきがあるようです。
いま私の自宅のある地域では、ガソリン給油のための列は殆ど見かけません。平常通りに戻っています。
ところが、今日午前中に出張で訪れた県南部は、いまだに閉店中や給油待ちの車列ができているスタンド
だらけでした。同じ県内でも、随分違うものです。
おそらく ( これは推測です ) 供給不足を解消するときは、まずは需要量の多い地域、つまり人口の多い街
から手を付けて行っているような気がします。経済原理から見れば、その通りで、県でいえば、県庁所在地、
郡部の中核都市、周辺部、山間部という順序で、市民の不満を解消して行くのがセオリーといえます。
それにしても、このガソリン不足、精製所の停止や物流の混乱が主因には違いありませんが、規制緩和に
よってセルフスタンドが急増し、既存のスタンドがどんどん廃業して、ガソリンスタンドの数そのものが、以前に
比べて相当減っていることも大きな要因のように思えます。
スペインの話を続けます。

<1月5日>
さて、この黒と黄色の物体は何でしょう?
一目見て分かる方が、果たしてどのくらいいるんでしょう?
道路の真ん中の置かれた物体。これはバルセロナの街のど真ん中、カタルーニャ音楽堂近くの路上です。
たまたま、ここにあったのではなく、実はこの物体、スペインでは何処へ行っても、どんなに小さな村へ行って
もありました。そして、私は、“ これは、なかなかいい物体 ( やり方 ) だと感心しました。”
正式名称は分かりません。
「 スピード制御板 」 とか 「 スビード防止段差 」 とでも言えばいいと思います。
車が、この板の上をスピードを上げて通過すれば、もの凄い衝撃があります。とくに後ろの部分を跳ね上げ
られ、シートベルトがなければ、ボンネットの屋根に頭をぶつけると思います。
従って、この板を見たら、スピードを落として静かに通過するしかありません。この 「 ・・・ しかない 」 という
のがミソ。よほどでない限り、自分と車を守るため、ほぼ100%の人が、スピードを落とします。横断歩道前に
あれば効果てきめん。「 黄色い旗 」 の注意喚起なんか目じゃない・・・と思います。どうして日本でやらないん
でしょう?

街角のゴミ箱。
ヨーロッパはこのスタイルが多いですね。ゴミ袋もセットされているので、後処理はしやすくなっています。

バスに戻る直前に見かけた、街角のお菓子屋さん。
“ うわぁーっ!でっかい、ドーナツ!” 。直径は30cmくらいありました。
思わずシャッターを押しましたが、実はコレ、他の店にもありました。
「 ロスコン・デ・レジェス 」 という名前の巨大ドーナツで、ちょうど 「 東方の三賢者まつり 」 の前日に当たる日
にスペインにいたから見られたお菓子のようです。別名 「 東方三賢者のドーナツ型菓子パン 」。
甘そうですね。相当。ボリュームありそうですね。一人ではとても無理。
日本でいえば、冬の ( 巨大な ) クリスマスケーキ?春の ( 巨大な ) 桜餅?みたいなものでしょうか。
買うことも食べることもできませんでしたが、どんな味で、いくらぐらいするんでしょう?もっと詳しく観察して
来れば良かった・・・。