一度とある講演会に参加したとき、講師として登壇したSさんという方が宮古市でした。名刺交換をして、mail
 
をやり取りし、これからもお互いに情報交換を続けよう・・・と言っていた矢先の大震災です。
 
 震災後しばらくは安否が分からず、心配していましたが、先ほど Yahoo!の安否情報を確認したら、どうやら
 
大丈夫だったようです。安心しました。
 
 ただ、ご商売の方は先が見えないと思います。宮古市のS商店街の理事長として活躍されていた方ですが、
 
おそらくご自分の店を含め、商店街は壊滅的状態になっているものと思われ、「 頑張って復旧 」 といってもそう
 
簡単ではなさそうです。
 
 そもそも 「 まち 」 をどう造るのか・・・という議論から始めないと、再び津波に襲われたらどうする?ということに
 
なりかねません。高台に造るとしても私有地、造成、インフラ等々の問題。元のところに再建するとすれば津波
 
対策は取れるのかという問題。それ以上に、そんな議論をしている間の生活はどうするのか、という根本的な
 
問題があります。そう考えただけでも、気が遠くなるような再建の道のりになります。
 
 私に何ができるのか・・・。ご本人と連絡が取れたら、考え、動く時が来ると思います。
 
 日本橋の話を続けます。
 
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<3月5日>
 
 「 コレド室町 」 の地下1階では、現代アートのイベントが開かれていました。
 
 『 The 3rd COREDO Women's Art Style 』 と題した、若手女性アーティスト9人によるアートの祭典です。
 
 ここにあったのは、隠崎麗奈 ( かくれざき れな ) さんの樹脂を使った作品。手前がドレスをイメージした
 
「 コーディネート 」 、奥はマりー・アントワネットの髪型をイメージした 「 ベリー 」 という題名です。
 
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 向かい側にあったのが、この石。
 
 これもアート作品と思いきや、どうも違うようです。何のために置かれているのかは分かりません。常設の
 
オブジェかと思われます。
 
 街とアート、とくに現代アートはこういった展示会が可能です。
 
 架橋100年記念で、様々なイベントが五月雨式に行われている日本橋界隈は、いま注目のスポットです。
 
明治44年(1911)に架橋され、4月3日で満100歳を迎える日本橋は、現在20代目。茨城産の稲田石を主体
 
に徳山・真壁・北木という4つの産地の御影石を贅沢に使った名橋です。詳しくは 「 月刊 日本橋 」 という、
 
てのひら大の小冊子がありますので、ご覧ください。