ニュースで、昨日原発への放水作業に当った東京消防庁の方々の会見が放映されていました。
 
 とても活舌のいい方で、聞きやすい説明をするのを感心しながら見ていました。素人目には、ただ特殊消防車
 
を持って行って水を飛ばすだけだろう・・・と見えますが、実際は、海水の取水方法、ホースの繋ぎ方、車両の
 
位置、放水の角度、そして何より消防士の安全などなど、いろいろあるんですね、検討すべき事項が。
 
 しかも時間がない中で、一刻も早い協議と決断と行動が必要とされます。
 
 普段から訓練してるからできるんでしょうが、聞いていると、“ さすが!” と思わされます。
 
 最後に記者の方から、家族や奥様とはどんな会話をされましたか?という質問を受けて、皆さんやり取りした
 
メールの内容を語っていました。ある人の奥様の返信メールは・・・ “ 日本の救世主になってください ”
 
この夫にして、この妻あり、とでと言いたくなるような話です。このときばかりは、それまで淡々と冷静に状況を
 
説明をしていた隊員の方の目から涙が溢れました。
 
 日本橋の話を続けます。
 
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<3月5日>
 
 「 コレド室町 」 エントランスにあったフロアガイドです。
 
 地下1階から4階までがショップやレストランになっています。とくに飲食系が多いのが特徴。
 
 店名を見ただけでは、どこで運営している店かは分かりません。豚肉料理の平田は、山形県の平田牧場と
 
いうことは一目で分かりました。
 
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 まず4階まで上がって、順に下へ降りてきました。
 
 新しいビルです、そしてとてもオシャレ。「 和 」 のテイストで統一された各フロアは、照明を控えめにしながら
 
派手な色遣いは極力避けて、落ち着いた和風の雰囲気で満たされています。
 
 店舗や商業施設は外観や内装を見るのも大切ですが、意外なポイントはトイレ。どんなに外見を綺麗にして
 
いても、トイレが汚いところは大抵の場合中身も良くない・・・ケースが多いもの。
 
 その点、ここのビルのトイレは綺麗で格調高かったですね。トイレの中まで、コンセプトが貫かれていました。
 
 エスカレーターも、どことなく品がいい感じ。
 
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 飲食フロアは、まだ開店前で殆んど開いていませんでした。
 
 1階のショップは開いていたので、まず 「 箔座日本橋 」 へ。金沢の金箔専門店です。東京初進出とか。昨年
 
訪れた金沢の街を思い出しました。独特の文化が息づく街金沢で、金箔は象徴的な材料です。オリジナル商品
 
の数々は見ていて飽きませんでした。ただ、買うには少々お値段が・・・。
 
 次に入ったのは 「 にんべん日本橋本店 」 。別名 「 日本橋 だし場 」 。創業は元禄時代。
 
 店の中は 「 だし 」「 だし 」「 だし 」「 だし 」 のオンパレード。さほど広くない店ですが、だしの香りが店の中に
 
充満していて、“ あぁ日本人で良かった!” という気分に浸れます。味噌汁やスープのイートインもあります。
 
鰹節を削っている作業をガラス越しに見物もできます。ちょいと店内を歩くだけで、数種類の 「 だし 」 や 「炊き
 
込みごはん 」 を試食もできます。
 
 値段も大きさも手頃だったので 「 鰹節ふりかけ 」 を買って来ました。「 かつお 」「 ごま 」「 昆布&椎茸 」 の
 
3種類が入っています。美味しいです。これだけで、ご飯を何杯でも食べられます。欲を言えば、一つ一つの
 
パックがもう少し小さくてもいいのでは・・・。