
昨夜の晩酌は、秋田県にかほ市、飛良泉本舗の 「 冬の冷酒 ( ふゆのひやざけ )」。
ボトルは夏向きですね。薄い水色の透明感のあるボトル。涼しげですが、敢えてこれを冬に持って来ました。

飛良泉 ( ひらいづみ ) 本舗は、秋田県の沿岸部にかほ市にある蔵元。
創業は室町時代で、銀閣寺が創建された頃とされています。秋田県内では一番古く、たぶん日本でも相当
古い蔵元のひとつだと思われます。
飛良泉といえば 「 山廃純米 」 といわれるほど、山廃造りにこだわってきた蔵元で、「 氷結酒 」 でも知られて
います。小さな蔵ですが、頑固な造りが信条。

冬季限定、生貯蔵、辛口。精米歩合;60%、アルコール度数;13度。
山廃にこだわって来たので、もともと辛口系は得意とするところです。生で貯蔵し、瓶詰めのときに一回だけ
火入れ殺菌した 「 生貯 」。
軽いですねぇー。アルコール度数が低めなこともあるんでしょうが、とにかく軽い。喉越しも軽い。香りも軽い。
スルスル入るので一気に行ってしまいそいうになります。昨夜は、そんな気持ちを抑えて、ホドホドにしておき
ました。