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<2010.11.06>
 
 一休みした 「 仁王門 」 から、右手に 「 性相院 」「 金乗院 」「 中性院 」 をチラチラ見ながら、登り詰めた先
 
が 「 奥の院 」 です。
 
 立石寺の一番奥の建物。立て札を見ると、奥の院までは 「 八百余段 」 の石段を登るという表記があって、
 
その 「 八百 」 の文字がかすれて消えています。どう見ても、意図的に消したように見えます。
 
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 私は 「 登山口 」 から数えて来ましたが、約970段ほどありました。1000段には届きませんが、ほぼその
 
くらい。「 山門 」 から数えたとしても、800以上はありそうです。
 
 明治5年に再建された 「 奥の院 」。
 
 開山の慈覚大師が、中国で修行中に持ち歩いていたと伝えられる 「 釈迦如来 」 と 「 多宝如来 」 を本尊
 
としています。
 
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 「 奥の院 」 から後ろを振り向けば、こんな眺めが拡がります。
 
 急峻な山肌を切り拓き、石段を造り、お堂を建て、さらに上へ上へ。ときには右へ左へ、と石段を延ばしながら
 
修行のためのお堂を建て増して行ったと思われます。
 
 登るのは大変ですが、眺めは最高でした。