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 昨夜は、連休で帰省した娘と一緒に晩酌。
 
 秋田県由利本荘市、由利正宗の齋彌酒造店製造の限定品 「 純米吟醸 東由利 」 にしました。
 
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 「 秋田・黄桜の里 こだわりの一本 」 とあります。
 
 秋田県由利郡東由利町。いまは平成の大合併で 「 由利本荘市 」 となり、町名は消えてしまいました。そんな
 
「 東由利 」 の名前を何かに残そう・・・と企画された酒です。
 
 株式会社 黄桜の里 は道の駅 「 湯楽里 ( ゆらり )」 を運営する会社。ここを中心に、地元産にこだわった
 
限定酒のプランが練られました。
 
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 使った水が 「 ボツメキの水 」 という地元では古くから知られていた名水。
 
 地元産の酒米、地元に湧き出る名水を使った酒を醸してくれるように頼んだ先は、地元の酒蔵齋彌酒造店の
 
名杜氏 「 高橋藤一 」 氏でした。
 
 “ こんなに硬い水 ( 硬水 ) じゃあ、美味い酒はできねえよ!” 軟水が主体の地元の酒造りには、ボツメキ
 
の水はカタ過ぎました。
 
 “ そこを何とか・・・!”
 
 “ 仕方ない、まずは造ってみるかぁ・・・”
 
ということで、頼み込んで渋々造ってもらったところ、予想に反して上々の酒が出来上がったそうです。
 
 アルコール度数;16度、精米歩合;55%、原料米は東由利産秋田酒こまち80%&兵庫県産山田錦20%、
 
日本酒度;±0、酸度;1.7、アミノ酸度;0.8
 
 しっかりした米の味があります。この米の味と香りが何とも言えない奥深さをもたらしています。喉越しは
 
爽やか、香りは鮮やか、酔いは軽やか。
 
 娘と二人・・・、軽くカラになりました。