
<1月17日>
宮崎視察の初日、夕日に照らされる宮崎県庁を見学に訪れました。
建物は、歴史を感じさせる重厚な造り。正面には左右にフェニックス、風力とソーラーパネルの設備もあって、
ライトアップをしているのかも知れません。
視察団のメンバーが、三々五々写真を撮ったり、建物を見上げたりしていると、警備員が近づいて来ました。

“ 記念写真、お撮りしましょうか?”
ということで、メンバー全員が並んで、宮崎県庁をバックに記念写真。
こんな職員、なかなかいませんね。県庁が観光名所になること自体珍しい現象ですが、それに応えて職員の
意識も 「 サービス精神&おもてなし 」 の心に溢れていました。

内部は自由に見学できます。
ただし、入る前には必ず 「 消毒 」。口蹄疫の嵐が吹き荒れた宮崎を象徴するような貼り紙。
今年は 「 鳥インフル 」 の嵐になっています。目に見えないウィルスとの戦い。人類究極の戦いと言われて
いる戦いに、なぜか宮崎が先頭切って挑まざるを得ない状況になっています。

靴底を消毒して、中へ入ります。
入口正面で、満面の笑みに両手を広げ、派手な黄色の法被を着て、宮崎名物の入った背負い籠を背負って
出迎えてくれたのが、この東国原知事の人形。
“ 県庁見学のお帰りの際は、お隣の 「 みやざき物産館 」 へどうぞ!”
と、ちゃっかり宣伝もしています。

おでこの真ん中が、少し色が変わっています。
これまで、どれだけの人になでられたんでしょうね・・・?憎めない、インパクトの強い顔立ち。
さきほどの、自らカメラマンになってくれたサービス精神溢れる職員も、この人が知事になったことがきっかけ
だと思われます。リーダーの意志が、先端まで伝わり、皆が宮崎を盛り上げて来た数年間を象徴する人形。
そのリーダーが交代したいま、この人形は一体どうなっているんでしょう?

正面の階段です。
金沢にある旧石川県庁と雰囲気が似ていますね。
階段を上って、上に行くのも自由。早速、登ってみることにしました。