
<2010.11.06>
山形市七日町の商業施設 「 御殿堰 」。
古くからあるものを甦らせて、新しい街づくりに活かす手法。テナントも洗練された店が多く、見応えがあり
ました。通りの反対側から見ると、赤いポストと黒塀の建物が、街の格を挙げているように見えます。

御殿堰を後にして、商店街の通りを歩きました。
プゥゥゥーーーン!と、いーーい香りが漂って来て、思わず立ち止りました。
「 種子島産 安納芋 」 の看板。素焼きの巨大な壺があって、どうやらこれが 「 焼き芋 」 の香ばしい香りを
あたりに漂わせているようです。

壺の中は、真っ赤に熾きた炭火と、芋を吊るす道具。これで焼き芋ができます。
美味しかったですね。これが、意外に・・・。
パックリ割ると、中は鮮やかな黄色。頬張ると、ネットリした舌にまつわりつくような独特の食感です。そして、
甘味が口中に拡がります。相当、糖度が高い。
街を歩きながらの、ホクホク、アツアツの焼き芋。たいへん、美味しくいただきました。

七日町に来たら、ほぼ必ず寄るところがあります。
「 白露 ふうき豆 本舗 」

「 山田屋 」 です。
うっかりすると通り過ぎてしまうような小さな店舗。午後2時頃だったので、“ もしや・・・売り切れ?” という心配
もしていましたが、この日は買うことができました。
山形名物 「 ふうき豆 」。「 ふうき豆 」 といえば 「 山田屋 」。
しっとりした舌触り、豆本来の柔らかい甘味、口の中でとろけるような絶妙の炊き具合。絶品です。