
昨日の午後は、私の友人が主催した 「 タウンマネジメント講座 」 に参加して来ました。
第1講座は、東大まちづくり大学院で非常勤講師を務める野口秀行さんの講演。
「 中央街区の再興と不動産ファイナンス 」
汗びっしょりになっての熱い熱い講演でした。
不動産の証券化という、私にとってはチンプンカンプンのスキームの 「 入口の入口 」 を解説してくれました。
まちづくりには理念が大切ですが、同じくらい大切なのが 「 手法 」。熱く語る野口さんのような人がいないと、
なかなか上手く行かないと思います。

第2講座は、株式会社まちづくりカンパニー・シープネットワークの代表を務める西郷真理子さん。
テーマは 「 タウンマネジメントは地域を変える 」。
とにかく事例が豊富です。代表的なのは高松市丸亀町の一大プロジェクトの成功。他にも長浜黒壁、山口市、
沼津市などなど・・・。あの短時間では紹介し切れなかったようです。
昨年は 「 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2010大賞 」 を受賞したことで、一躍脚光を浴びた女性です。
それにしても飾り気がないですね。「 まちづくりの職人 」 といった雰囲気。淡々と着々と粛々と・・・時間が
かかっても確実に仕事を前に進めて行くタイプです。仕事人。

最後の30分ほどは、二人を前にフロアの聴衆との質疑応答。
ここでも、野口さんは熱く語ります。
まちづくりには、一般市民を含めて、できるだjけ多くの方々に関わってもらうこと。そして、その仕切り役や
アドバイザーとして専門家の役割も重要です。いろいろ勉強になりました。