
<2010年10月22日>
黄色い幟が目印でした。
名古屋の久屋大通、テレビ塔の下にあったのが、黄色い幟とズラリと並んだ自転車の列。これが、名古屋
へ来たら、是非とも見たかった 「 名チャリ社会実験 」 です。

期間は2010年10月~11月の2ヶ月間、朝8時から夜8時まで。
料金は、全期間2,000円、後半期間のみ1,000円、1週間500円、1日300円。30分までは無料、以降
30分毎に200円・・・という設定です。

名古屋市の中心部へ来た方が、レンタル自転車で自由に街の中を走り回れるというシステム。ただし、規定
の料金を支払って登録し、ICカードを発行してもらう必要があります。
ICカードを、自転車右側のカードリーダーにかざしてロックを外します。

名古屋市の栄地区から名駅地区一帯数十ヶ所に、自転車のステーションが設置されています。
どこから乗って、どこに置いてもいい仕掛け。

使っている人がいるんですね。いくつか、なくなっている自転車があります。
自転車の大きさや形も様々で、中には電動アシスト自転車もありました。

そばにいた社会実験のスタッフの方に、少しお話を聞きました。
やはりネックは料金体系のようです。少々値段が高いことが、利用者が思ったように伸びない一因では・・・?
とは担当者の弁。
ただ、考え方は賛成しますね。
「 街から自転車を排除しようとするのではなく、街に自転車を取り込もうとする 」 意欲が分かります。エコにも
通ずるこの実験、今後の方向性を見極めて行きたいと思います。