
トヨタ自動車最初の乗用車 「 トヨダAA型 」 を見たあと、エスカレーターを上って2階フロアへ。
真っ先に出迎えてくれるのが、この三輪車。
「 ベンツ パテント モトールヴァーゲン 」。
1886年に作られた、ガソリン自動車の第1号といわれている三輪車です。まるでオモチャのよう・・・。

ハンドルが棒状になっていて、前輪と直接つながり、それで進行方向を操作する仕掛け。
屋根もボンネットもなし。雨の日はどうしたんでしょう?

エンジンは後方に付いています。
水平単気筒、時速15kmで走行できたそうです。
自動車のスタートは三輪車だったんですね。馬車に代わる乗り物で、方向を変えることができるようにするため
カール・ベンツが最初に考えついたのが、この形・・・ということなんでしょう。ナルホド。
この原型が進化して、四輪車が発明されることになります。