
快晴のブダペスト空港を飛び立った、ハンガリー航空MA522便は、一路フランクフルト空港へ。
2時間ほどのフライトでフランクフルトへ到着した頃には、すっかり夜になっていました。
ハンガリーを飛び立つときも、飛行機の中でも、添乗員が何回も繰り返していたのは・・・“ フランクフルトでは
乗り換えの時間があまりありません。皆さんをスピーディーにご案内するため、駆け足ぐらいになるかも知れ
ませんが、ご協力ください・・・!” という告知。フランクフルトに着陸して、その意味がようやく分かりました。
この画像は、広大なフランクフルト空港内をモノレールのような乗り物で移動している最中です。この空港は
とにかく広い。どのくらいの広さなのか想像がつきませんでした。いずれ 「 隣り町 」 まで電車に乗っているような
感じ・・・。ちなみに、2両目には誰も乗っていません。つまり、このモノレール、私たちのツァー専用・・・のような
ものでした。

空港内を移動するときには、現地の地上乗務員があちこちに配置されていて、“ ハイ!こちら・・・! ”
“ハイ!こちら・・・” てな具合で、トランシーバー片手に誘導されました。まるでVIP待遇のような気分。おかげ
で極めてスムーズにANA210便へ乗り換えることができました。この間1時間もなかったと思います。

ドタバタ、駆け足のトランジットを無事に終え、飛行機はフランクフルト空港を飛び立ちました。
この日の夕食は機内食。もう夜の10時30分頃の遅い夕食です。ビールとミネラルウォーターも付いて、なか
なかのボリュームでした。
ところで・・・あとで ( 帰国してから ) 知った話ですが、フランクフルトの乗り換えで、「 VIP待遇 」 のようだった
という感想を書きましたが、驚いたことに本当にそうだったんですね。ポイント、ポイントの場所に空港職員が
数名並んでいて、私たちを見送ってくれました。その理由は・・・数日前からトルコのイスタンブールで開催されて
いた『 第5回 世界水フォーラム 』 に出席していた皇太子が、この日フランクフルト経由で帰国の途に着き、まさ
に私たちと同じ全日空便に搭乗していたんですね。
つまりVIP待遇の誘導を受けたのは、私たちではなく、本当のVIPだったんですね。