秋田県小坂町から十和田湖へ向かう 「 樹海ライン 」 沿いに、今年7月にオープンした 「 道の駅 こさか七滝 」
まさか、併設のレストランが冬季間閉鎖だとはツユ知らず・・・。
それでは・・・と、道路の向かい側へ渡って、「 七滝 」 を見に行きました。



人っ子一人いない、初冬の景色の中で、滝の音だけが周囲に轟いていました。
道路を渡って、一歩一歩、滝へ近づいていきます。鳥居をくぐり、白木の太鼓橋を渡って、滝つぼの傍へ。

ほんとうに、滝の真ん前まで行くことができます。
でも、滝の迫力は、動きがないと、伝わりませんね・・・↓
十和田湖の外輪山に源を発するこの滝は、七段に渡って流れ落ちるところから 「 七滝 」 と呼ばれています。
「 日本の滝100選 」 にも選ばれた名瀑で、水量も多く、形も良く、水質も良い、迫力のある滝です。
ここには 「 七滝伝説 」 というのが残っていて、その昔、七滝村の大地主の孫左衛門が登場する伝説。滝の
傍らに建つ神社は、孫左衛門が建立したと伝えられ、今年オープンした道の駅に併設されたレストランの名前も
「 滝の茶屋 孫左衛門 」 となっています。

滝の前に、わずかながら雪が残っていました。
訪れたのは12月6日。例年であれば、一面真っ白になっているはずですが、今年の冬はまだ暖かいですね。

こんな水車小屋もあります。
寒々した風景ですが、この日は誰もいなかったので、「 ひとり占め 」 でした。