1972年2月14日放送分の 「 オールジャパン・ポップ20 」 のベスト20は、
 
  1.オールド・ファッションド・ラヴ・ソング  (スリー・ドッグ・ナイト)  
  2.気になる女の子              ( メッセンジャーズ )
  3.クエスチョン67&68           ( シカゴ )
  4.恋は二人のハーモニー          ( グラスルーツ )
  5.ラヴ                     ( レターメン  )
  6.ブラック・ドッグ               ( レッド・ツェッペリン)
  7.悲しきジプシー              ( シェール )
  8.マミー・ブルー               ( ポップ・トップス )
  9.イマジン                   ( ジョン・レノン )
 10.心の扉をあけよう              ( メラニー )
 11.戦争をやめよう               ( グランド・ファンク・レイルロード )
 12.スーパースター               ( カーペンターズ ) 
 13.愛のわかれ道                ( ブレッド )
 14.動物と子供たちの詩            ( カーペンターズ )
 15.アメリカン・パイ               ( ドン・マックリーン )
 16.スウィート・キャロライン          ( ニール・ダイアモンド )
 17.哀しみの終わるとき             ( ミッシェル・ポルナレフ )
 18.木枯らしの少女               ( ビョルン&ベニー )
 19.スィング・スィング・バル・バラ       ( ローラン )
 20.吹けよ風、呼べよ嵐             ( ピンク・フロイド )
 
 スリー・ドッグ・ナイトが2週連続のトップをキープ。
  
 ベストテンの顔触れはカーペンターズとメラニーが入れ替わった以外は、前週と同じ。
 
 前週の9位から6位に順位を上げて来たのが、レッド・ツェッペリンの 「 ブラック・ドッグ 」 です。
 
 彼らの4枚目のアルバム 「 レッド・ツェッペリン Ⅳ 」 のA面の1曲目からのシングルカット。アルバムを聴くと
 
いきなりこの曲が飛び込んで来るので、なかなか衝撃的です。
 
 ロバート・プラントの甲高いヴォーカルが目立ちますが、何よりジミー・ペイジのギターとジョン・ボーナムの
 
ン・ドス、ン・ドスと響き渡るドラムとの絡み合いが凄い。ツェッペリンのサウンドは、ドラムスのジョン・ボーナムの
 
誰にも真似できないような独特のグルーヴ感があって成り立っている・・・と思っている私にとって、彼の急逝は
 
本当に残念です。しかも彼の死から2カ月ちょっとで、ジョン・レノンも・・・。
 
 あれから、もう30年の月日が流れました。