
「 城下まち金沢周遊バス 」 で一旦金沢駅へ戻りました。しばらく駅前をぶらぶら。
「 ようこそ金沢へ 」 の白い文字が微妙に下手くそですが、これは噴水です。つまり 「 水 」 で文字を書いて
いる仕掛け。蛇腹のような部分から、白い泡を伴った水が噴き出していて、それで文字を描きます。このほかに
時計表示もできます。
次々に変化して行く 「 水文字 」、見ていて厭きませんでした。

噴水から後ろを振り向けば、金沢駅の真正面。駅舎に続くドーム型のアトリウムの真ん前に巨大な門が聳え
立っています。
「 鼓 ( つづみ ) 門 」。平成17年に完成した、金沢駅のシンボルです。
解説のプレートには・・・【 能や素囃子に使われている鼓の調べ緒を柱に、屋根を支える部分には和風建築
にみられる組み物を構造的にデザインし、金沢を訪れる人々を迎える門として設置しました 】 とあります。

下から見上げると、その幾何学的なデザインの素晴らしさ、木目調の美しさ、覆いかぶさるような迫力が感じ
られます。
伝統芸能のまち金沢、職人の息遣いが残るまち金沢の心意気のようなものが伝わって来るようです。