
1858年創設のハンガリー国立オペラ座。
英語の館内ガイドツァーの一団は、様々な部屋を巡りました。
豪華な装飾がシャンデリアの灯りに映え、天井まで届こうかという巨大な姿見が部屋の拡がりを助長して、
奥の奥まで部屋が続いているような錯覚に陥ります。

オペラ座の入口には二人の音楽家の像があります。
ひとりはエルケル・フェレンツ ( 左側 )、「 神よ マジャール人を祝福し給え 」 で始まるハンガリー国歌の
作曲者で、オペラ座の初代監督です。

もうひとりはリスト・フェレンツ ( 右側 ) 。リスト・フェレンツ音楽院 ( 略称;音楽院 ) を創設したハンガリーを
代表するピアニスト・作曲家です。
館内はまるで別世界。相当ラフな格好をしていましたが、そんな格好が少し恥ずかしくなるような豪華さと格式
の高さを感じさせる雰囲気が充満していました。