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 バス停 「 兼六園下 」 から坂を登り、右手に金沢城の石川門を見ながら、左手へ進むと 「 桂坂口 」 です。
 
 兼六園には、桜ヶ岡口、上坂口、小立野口、随身坂口、真弓坂口、蓮池門口、そして桂坂口と入口が7つあり
 
ます。どこから入って、どこから出るか、いろいろなルートが選択できます。
 
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 「 桂坂 」 の由来は、この桂の木。
 
 わずかに残った親木ですが、その姿を見るともともとの木は相当の巨木だったと想像されます。かつてこの
 
あたりにあった桂の木の巨木にちなんで 「 桂坂 」 と名付けられました。
 
 兼六園は、面積;約11万4千㎡ ( 3万4千坪 ) 、樹木数;約8千7百本、樹木の種類;183種。広い、大きい。
 
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 園内に入ります。
 
 見どころは沢山ありますが、ありがたいのは、ポイントポイントにこのように統一された説明板があること。この
 
説明板を辿って行けば、兼六園の名所巡りができます。
 
 ここは 「 水道の遺構 」。
 
 園内を流れてきた辰巳用水が、逆サイフォンの原理で金沢城二の丸へ導かれた、水道の遺構です。最初は
 
木管、その後石管に替えられました。水道水ですから、この場所は土塀で囲まれ、見張り番を置いて厳重に
 
管理されたそうです。