岩手県遠野市、常堅寺裏手にある 「 カッパ淵 」 のほとりに立っていました。
 
 『 遠野物語 』 第57話・・・
 
  【 川の岸の砂の上には川童の足跡と云ふものを見ること決して珍しからず。雨の日の翌日などは殊に
 
   此事あり。猿の足と同じく親指は離れて人間の手の跡に似たり。長さは三寸に足らず。指先のあとは
 
   人のやうに明らかには見えずと云ふ。 】
 
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 『 遠野物語 』 第59話・・・
 
 【 外 ( ほか ) の国では川童の顔は青しと云ふやうなれど、遠野の川童は面 ( つら ) の色は赤きなり。
 
  佐々木氏の曾祖母、幼かりし頃友だちと庭にて遊びてありしに、三本ばかりある胡桃の木の間より、
 
  真赤なる顔したる男の子の顔見えたり。これは川童なりしとなり。・・・後略】
 
 確かに、青い顔なのに、ほのかに赤みが・・・。WAO!