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 石川県金沢市東山一丁目あたり。
 
 「 ひがし茶屋街 」 は独特の空気に包まれていました。
 
 鉤型に曲がった石畳の小道。左手に前回紹介した、超レトロな美容院 「 コールドパーマ 」 の看板が
 
見えます。正面の柳の木が、何ともいえない風情があって、絶好の撮影ポイントになっています。
 
 右に曲がると 「 ひがし茶屋街 」 の家並みが視界に飛び込んで来ます。
 
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 パンフレットの記載は、こんなふうに・・・
 
  【 ひがし茶屋街は、文政三年(1820)に前田藩12代藩主、前田斉広(なりなが)が、金沢の中心部
   に点在していたお茶屋をこの場所に集めて、公認の遊里として誕生したのが始まりです。
    当時は百軒近くのお茶屋が建ち並び、茶屋街一帯が板塀で囲われ、街の入り口には木戸が設け
   られていました。
    天保二年(1831)、茶屋街が藩命により一旦廃止され、ひがし茶屋街は愛宕(あたご)と呼称され
   ますが、慶応三年(1867)に再び茶屋街が認められて「ひがし」「東新地」と呼ばれるようになります。
    また、この年に出された「東新地細見(さいけん)のれん鏡」には、ひがし茶屋数百十二件、芸妓集
   百十九人等がいたとされ、金沢の歓楽街として大いに賑わったのが伺えます。】
 
 見どころは一杯あります。一軒ずつ見て行くだけでもワクワクするような感じ。
 
 でも、私たちの目的は・・・“ とりあえず、昨夜の店を探そう・・・「 藤とし 」「 藤とし 」・・・”
 
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 ありました。ちょうど茶屋街の真ん中あたり。
 
 前の日、Mさんたちに案内された 「 二次会 」 の店です。
 
 夜に見るのとは全く違う昼の顔。中には入りませんでしたが、外側から探したのが、前夜驚かされた
 
「 床の間を貫いて延びている松の木 」 です。