
泰明小学校の前にある、柳の木と標札と石碑。
思わず通り過ぎてしまうほど、さりげなく、控えめです。

標札には 「 銀座の柳二世 」。
石碑には 「 島崎藤村 北村透谷 幼き日 ここに 学ぶ 」 とあります。
「 中央区の木 」 にも指定されている柳。埋立地である銀座の土地が水分の多いことから、湿地に生育する
柳が植えられたようです。明治時代の話で、これが 「 一世 」 でしょう。
その後、幾多の変遷を経ながら、銀座の柳は「二世」「三世」「四世」と繋がって行っているようです。
「 東京行進曲 」 「 東京ラプソディ 」「 東京音頭 」 の歌詞にも唄われる、銀座の象徴です。
実際、たまたま盛岡の 「 啄木新婚の家 」 で見つけたのが 「 三世 」 でした。

泰明小学校前の道を、さらに進んで行くと、「 数寄屋橋公園 」 の表示がありました。
周囲には公園らしき風景は全く見えず、あるのは、細い一本の道だけ、いったいここは・・・?