まだ本格的に目覚めていなかった朝の近江町市場歩きを早めに切り上げて、次の目的地へ向かいました。
 
 行ってみようと思ったのは、前の日に行った場所。
 
 前日の夜、Mさんに案内された 「 鏑木商舗 」。九谷焼の窯元が経営する和食処でしたが、一体どこにある
 
のか、「 昼の顔 」 はどうなっているのか、確かめてみようと思い立ってのこと。
 
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 周遊バスを香林坊で下車。とりあえず、そこいらへんを当てずっぽうに歩き始めました。
 
 大通りから一歩裏手に入ったところに、豊富な水の流れがありました。
 
 “ あっ!ゆうべタクシーで、こんな感じのところ通った・・・!”
 
 この水の流れの傍から小路へ入って行ったような気がします。
 
 それにしても風情のある街並みですね。豊富な水の流れ、各家々へ行くには橋を渡らなければなりません。
 
このへんはちょうど香林坊の裏手になりますが、歩くには持って来いの佇まいになっています。
 
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 そんな用水に架かる橋のひとつが 「 賑橋 ( にぎわいばし ) 」。
 
 草に埋もれるように橋の名前が見えていました。どんな謂れがあったのか分かりませんが、その昔この
 
あたりは相当の 「 賑わい 」 があったんでしょうね。
 
 今では、道を通る人も、よほど気をつけて見ないと見つけられないほど、さりげなく立っていました。
 
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 用水沿いにあったお店。 「 すだれ水落屋 」。
 
 「 すだれ 」 の専門店というのは初めて見ました。たぶん手仕事の店なんでしょうが、これだけで商売になる
 
ことがスゴイ。和の街金沢ならではの店です。
 
 店頭に並んだ大小さまざまの 「 すだれ 」 が涼しげでした。