
まっすぐ延びるのは、波除 ( なみよけ ) 神社へ向かう 「 波除通り 」。
そちらは後回しにして、まずは左方面大通り沿いの 「 新大橋通り 」 へ向かいました。

肩がぶつかり合うほど、押すな押すなの人出になっています。
とくに人だかりになっているのは、「 海鮮丼 」「 まぐろ丼 」 系の店。築地といえば=マグロなのかも知れ
ません。ここ 「 かんの 」 では威勢のいい呼び声が飛び交って、お客さまも店頭から奥までぎっしりでした。
あとは意外にも 「 ラーメン屋 」 です。これが結構な行列になっていました。

アーケードの人混みをかき分けて、築地4丁目、晴海通り交差点まで来ました。
角は 「 鮭 」 の専門店 「 近富 」 。なぜかローソンと一体化しています。実は隣同士になっていたはずですが
こうして見るとローソンの看板なのに店は近富に見えます。
ここまで来ると、人通りもいくらか少なくなります。
基本は格子状になっている場外市場ですが、中に何本もの小路や通路が無数にあります。このあとは、
そんな築地場外市場の核心部分を、行き当たりばったりに歩き回りました。鮮魚、鰹節、塩干、佃煮、海苔、貝、
珍味、寿司、麺類、喫茶、練物、肉類、青果、玉子焼き、果ては立ち飲み風のもっきり屋まで、とにかくあります。
独特の臭いが充満し、人混みの人いきれ・・・、そして驚くほど多かったのは中国語をはじめとした外国語が
飛び交う姿でした。
外国の人にとって、ここは極めて日本的な風景なのでしょうね。相当の数の外国人が歩いていました。