
金沢21世紀美術館 「 まるびぃ 」 を、途中お茶しながら、約3時間かけて観たあと、小雨の降る中、すぐ隣り
の 「 今井金箔広坂店 」 へ入りました。
そこにあったのがコレ!・・・「 金箔ソフトクリーム 」 です。
あっと驚くようなキンキラリン!
バニラと抹茶のミックス・ソフトに、派手に金箔が乗っかっています。作るところを見せてもらいましたが、金箔
を一枚ずつピンセットでつまんで 「 貼り付けます 」。これが結構大変な作業。ヒラヒラ薄く、少しの空気の流れ
でもうまく貼れません。
金粉を振りかけるのではなく、金箔を貼り付けるソフトクリームでした。

ボチボチ、夜に会う約束していた人との待ち合わせ時間が迫って来ました。
バス停からバスに乗ろうとして、フト後ろを見たら、「 金沢能楽美術館 」 なる建物があります。せっかくだから
入ってみることにしました。

2階の休憩&DVD試聴コーナーにあった、能の額と能の人形です。
金沢の能楽は 「 宝生流 」 なんですね。加賀藩前田家が武家のたしなみとして保護・育成を図ったそうで、
「 加賀宝生 」 として独自の発展を遂げました。金沢は 「 空から謡が降って来る 」 といわれるほど能が盛ん
な地域だそうです。地元出身の作家、泉鏡花も能を題材にした作品で有名。
ここの美術館では、加賀宝生に伝わる能面や能装束などが展示されているほか、能楽体験のできる研修室
なども併設しています。
バス待ちのちょっとした時間でも見学できる、コンパクトな美術館でした。