急勾配の階段を登り切って、ようやく辿り着いた松山城の大天守。

東側の眺めです。
道後温泉方面、天気が良ければ四国最高峰の石鎚山も見えるとか・・・すぐ下に鉄塔があります。

西側の眺めです。
JR松山駅、松山空港方面。遥か向こうには伊予灘が拡がり、天気が良ければ佐田岬まで見えるそうです。

南側の眺めです。
右下にシャチホコのある小天守、左下には上がってきた本丸、その向こうは松山市中心部が見えます。

北側の眺めです。
山々が連なる、その遥か向こうは瀬戸内海です。
まさに360度の大パノラマを楽しむことができます。ここの天守の面白いのは、天井板があって、畳も敷け、
床の間まであること。普通、天守は 「 最後の最後の籠城場所 」 であって、住む場所ではなく、何もないのが
当たり前ですが、ここは違います。
なぜ 「 住める 」 ような構造にしたかは謎のようですが、ひょっとしてここの城主様、たまにここへ登って来て
眺望を楽しんでいたのではないでしょうか。